【CodeCatalyst】Amazon QにIssueを割り当ててコード生成

はじめに

サービスGの森です。

普段ソースコード管理としてAmazon CodeCatalystを使用する事がありますが、
まだ使ってない機能もたくさんあります。

今回はAmazon CodeCatalystでAmazon Qに対してIssueを割り当てて、コードの生成をしてもらいたいと思います。
生成するコードは、VPCとサブネットを定義するシンプルなCloudFormationテンプレートとします。

やってみた

1. 生成AI機能の有効化

1. CodeCatalystのスペースに移動して、[Setting]タブをクリックします

2. ナビゲーションペインから[Generative AI]をクリックします

3. [Projects in this space can access generative AI features(このスペースのプロジェクトが生成AI機能にアクセスできる)]を有効化します

2. Amazon QにIssueを割り当て

1. CodeCatalystのナビゲーションペインからIssuesをクリックします

2. 以下のIssueを発行します

• タイトル: VPC・サブネット用のCloudFormationテンプレートの作成
• Description:

1.  VPCを含むAWS CloudFormationテンプレートをYAML形式で作成してください。
2.  以下の仕様を持つVPC用のCloudFormationテンプレートを作成してください：
    *   CIDR: 10.0.0.0/16
    *   3つのパブリックサブネット

• Status: To Do
• Priority: Medium
• Tasks: 未設定
• Labels: 未設定
• Assignees: Amazon Q
• Choose a source repository for Amazon Q to work in.:
  • Source repository: ※対象のリポジトリ
  • Require Amazon Q to stop after each step and await review of its work: 有効
  • Allow Amazon Q to modify workflow files: 無効
  • Allow Amazon Q to suggest creating tasks: 無効

3. Issueの確認

1. 作成したIsuueは、ボード上でTodoからIn Progressに遷移しています

2. Issueをクリックすると以下のフローを作成しており、ユーザーの返答待ちになっています

1. 前提条件を評価する
2. リポジトリを読む
3. 背景を生成する
4. アプローチを生成する
5. コードを生成する
6. プルリクエストを作成する

3. 画面をスクロールすると、アプローチと作業を続行してよいかの承認を求められるので、Proceedをクリックして作業を続行させます

4. しばらくするとプルリクエストの作成まで完了しました

3. プルリクエストの承認とマージ

1. プルリクエストでは以下のコードが生成されています

AWSTemplateFormatVersion: '2010-09-09'
Description: VPC with 3 public subnets
Resources:
  VPC:
    Type: AWS::EC2::VPC
    Properties:
      CidrBlock: 10.0.0.0/16
      EnableDnsHostnames: true
      EnableDnsSupport: true
      InstanceTenancy: default
      Tags:
        - Key: Name
          Value: MyVPC
  PublicSubnet1:
    Type: AWS::EC2::Subnet
    Properties:
      VpcId: !Ref VPC
      AvailabilityZone: us-east-1a
      CidrBlock: 10.0.1.0/24
      MapPublicIpOnLaunch: true
      Tags:
        - Key: Name
          Value: Public Subnet 1
  PublicSubnet2:
    Type: AWS::EC2::Subnet
    Properties:
      VpcId: !Ref VPC
      AvailabilityZone: us-east-1b
      CidrBlock: 10.0.2.0/24
      MapPublicIpOnLaunch: true
      Tags:
        - Key: Name
          Value: Public Subnet 2
  PublicSubnet3:
    Type: AWS::EC2::Subnet
    Properties:
      VpcId: !Ref VPC
      AvailabilityZone: us-east-1c
      CidrBlock: 10.0.3.0/24
      MapPublicIpOnLaunch: true
      Tags:
        - Key: Name
          Value: Public Subnet 3
Outputs:
  VpcId:
    Description: VPC ID
    Value: !Ref VPC
    Export:
      Name: !Sub "${AWS::StackName}-VpcId"
  PublicSubnets:
    Description: Public Subnets
    Value: !Join [",", [!Ref PublicSubnet1, !Ref PublicSubnet2, !Ref PublicSubnet3]]
    Export:
      Name: !Sub "${AWS::StackName}-PublicSubnets"

2.ApproveとMergeを実行します ※ちなみにプルリクエストの説明文も生成されています

4. 生成されたテンプレートからスタックをデプロイ

1. デプロイできました！

おわりに

• Issueのアサインはデフォルトで月に5件までしか登録できません。Amazon Q Developerをサブスクリプションする事で30件に増やせました。1日1件までという事ですかね。

この記事は私が書きました

森 翔吾

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