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AWSエンジニアとしてPythonの必要性を感じ、Python認定試験に合格した話

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目次

はじめに

皆さんこんにちは!パーソル&サーバーワークスの榎本です。
最近マリノスが苦戦しているため心配しており、何とか持ち直してほしいと思いながらJリーグを継続して観戦しております。

私は現在AWSエンジニアとして働いておりますが、今までどちらかというとインフラ寄りのキャリアを歩んできました。 業務でプログラミング言語を本格的に使うこともなかったため、正直なところそこら辺の知識はあまりないと自覚しています。 そんな私は、パーソル&サーバーワークスに入社してから、また現場に配属されてから、プログラミング言語のひとつである「Python」の必要性を感じる機会が多々ありました。 私は機械学習やAI周りの仕事をしているのですが、「機械学習やAIといえばPython」と言っても過言ではないほどよく使われる言語です。モデルを構築する過程などでもPythonがよく使われています。 他にもサーバーレスの構成を考える際にLambdaというサービスが出てくることが多いのですが、ここでもPythonでコードを書いて動かすというケースがよくあります。 機械学習やAI、サーバーレスなどのモダンなサービスにおいてPythonは必要な知識だ、ということを痛感する日々を過ごしていたのです。

前置きが長くなりましたが、このような考えから「せっかくだしこの機にPythonを本格的に学ぼう」と決意し、体系的な知識を身に着けてかつ客観的な知識の証明もできる資格を取得をしたいと思い、Pythonエンジニア認定試験(以下、Python認定試験)の勉強を開始しました。 そして先日受験を終え、無事合格できましたので合格体験記のようなかたちでその経験や過程で感じたことを共有したいと思い、本記事を書いております。

※なお今回はPython認定試験の「基礎試験」と呼ばれる一番初級の試験を受験しました

本記事の目的

Python認定試験の合格体験記の共有と、AWSエンジニアにとってPythonの知識は役に立つということを伝えること

Python認定試験とは

Python認定試験を主催しているオデッセイコミュニケーションズのテスティングサービスページには以下のように記載がされています。
Pythonの基礎知識から実際の使い方まで幅広く学ぶことができる試験となっております。

汎用プログラミング言語Pythonの専門知識を評価する試験です。

参照: Pythonエンジニア認定試験

勉強期間

1か月
2025年4月中旬に勉強開始して、約1か月の勉強期間を経て2025年5月17日に試験に臨みました。
ゴールデンウィークもあったため、普段よりもまとまった勉強時間がとれました。

勉強法

書籍の問題集と勉強サイトの問題演習を重ねて勉強をしました。
あわせて、VSCodeを使って実際にPythonの動きを確認しながら知識を深めました。

問題集

Python認定書籍問題集.jpg

勉強サイト

AWSエンジニアがPythonを学ぶメリット

今回Python認定試験に向けて学習をし、実際に業務でもPythonを使う中で、これは大きなメリットなのではないかと感じたことを共有いたします。
たくさんありますが、その中から以下2つのメリットを挙げさせていただきました。

AI任せではなく、自分でも構文を理解してデバッグなどを行うことができるようになった

生成AIが進化している現代において、AIにコードを書かせるケースも増えたと思いますが、それでもまだエラーが発生することはよくあります。
AIにデバッグさせることもできますが、自分の理解の及ばない範囲で一生エラーが解決しないこともあり、想像以上の時間がかかってしまうこともあると思います。
私も同様の壁に直面していたのですが、今回の学習を経て基本的な構造が理解できたので、AIが作るコードも多少理解ができるようになりました。
それに伴いデバッグの速度が上がったという点や、コード内容が理解できているという心理的なメリットも感じております。

LambdaなどPythonを使用するサービスが使えるようになったことで、コスト最適化などの選択肢の幅を広げることができた

AWSにはLambdaと呼ばれるサーバーレスサービスがあります。
サーバーレスとはサーバーを管理する必要がないということで、運用の手間削減にも繋がります。
また、常にEC2などのサーバーを起動しておく必要がないため、コスト最適化にも繋がります。
このような魅力的なサービスを使えるようになったことが自分の自信にもなり、顧客満足にも繋がると思います。

まとめ

AWSエンジニアとして、Pythonの知識があると必ずどこかで役に立つと私は思います! 今後機械学習やAI、サーバーレスの業務をやることになるかもしれませんし、時間がかかっているタスクの自動化を任せられるかもしれません。
プログラミング初心者でも学びやすい言語なので、もし興味のある方はぜひ学んでみてください!
そうは言っても何をすればいいのかわからないという場合、ぜひPython認定試験合格を目指して勉強してみてください!
私も継続してPythonを学び、上位のPython認定試験も受験しようと思います!

この記事は私が書きました

榎本 将希

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2024 Japan AWS All Certifications Engineers   サッカー観戦とサウナが好きです!   機械学習を勉強中です!

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