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【CodePipeline】BacklogのGitでCI/CDパイプラインを作成してみた 【後編】

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目次

はじめに

皆さんこんにちは!パーソル&サーバーワークスの小泉です。
本記事は【CodePipeline】BacklogのGitでCI/CDパイプラインを作成してみた 【前編】 の続きの内容になります。

構成図

構成図

処理の概要

  1. 開発サーバからBacklogのGitにpushをする
  2. BacklogのGitリポジトリでpushイベントを検知し、Webhookを使ってLambdaを実行する
  3. LambdaでWebhookのイベントを基にGitリポジトリをクローンしてS3にzipファイルをアップロードする
  4. S3にzipファイルがアップロードされたことをトリガーにCodePipelineが動く(以降の作成手順ではCodePipelineの作成からを対象としています!)
  5. 本番用サーバにデプロイする
  6. CodePipelineの実行結果をAWS Chatbotを用いてSlackに通知する

作成手順

CodeDeployの作成

1.CodeDeployの設定画面からアプリケーションの作成をクリックします。

applicationの作成

2.デプロイグループの作成を行います。
※デプロイ先のEC2インスタンスにはCode deploy Agentがインストールされていることを前提としています。

deployグループ

CodePipelineの作成

1.CodePipelineの設定画面からパイプライン作成をクリックします。

pipeline1

2.パイプラインの名前とロールを設定して次へをクリックします。

3.ソースステージを追加するからS3を設定します。

ソース設定

4.ビルドステージを追加するからプロジェクトを作成をクリックします。

build設定

5.プロジェクト名とロールを新規作成から作成し、CodePipelineに進むをクリックします。(その他の設定はデフォルトです)
6.テストステージは何も入力せずに「次に」をクリックします。
7.デプロイステージを追加するから先ほど作成したCode Deployを設定します。
8.パイプラインを作成するをクリックします。

AWS Chatbot(Amazon Q Developer in chat applications)の作成

1.CodePipelineの設定画面から通知設定を行います。
2.通知ルールの作成をクリックします。

pipeline通知

3.通知ルールの設定から下記画面の通りに設定し、ターゲットの作成をクリックします。

pipeline通知ルール

4.AWS Chatbot(Amazon Q Developer in chat applications)の作成画面に遷移するので下記画面の通りに設定します。

chatbot設定

5.CodePipelineの設定画面に戻り、先ほど作成したChatbotを設定します。

ターゲット設定

動作確認

開発サーバからgitpushして正常にCodePipelineが実行され、Slackに通知されているのかを確認してみます!

git push


$ git push origin main

Webhook確認

Webhook

S3確認

S3バケット

CodePipelineの確認

pipelineログ

AWS Chatbot(Amazon Q Developer in chat applications)の確認

chatbot

問題なく、CodePipelineが実行されSlackに通知されることを確認できました!

まとめ

本記事では、BacklogのGitリポジトリをトリガーとして、Lambda・S3・CodePipeline・AWS Chatbot(Amazon Q Developer in chat applications)を連携させたCI/CDパイプラインの構築手順をご紹介しました。
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。

この記事は私が書きました

小泉 和貴

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全国を旅行することを目標に、仕事を頑張っています。

小泉 和貴

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