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【AWS Summit】AI Agent 時代のソフトウェア開発の型 ~個人レポート~

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目次

はじめに

皆さんこんにちは!パーソル&サーバーワークスの小泉です。
先日開催されたAWS Summit Japan 2025に参加してきました!今回は2日目の様子をレポートします。
AWS Summitは毎年楽しみにしているイベントの一つで、2023年から参加しています! 今年も多くの学びがあったので、参加したセッションの内容や個人的な感想をシェアしたいと思います。

会場の様子

展示ブースの様子

私の当日のタイムスケジュール

時間 内容
9:00~10:00 ノベルティ受け取り
10:00~11:30 基調講演
11:30~11:50 お昼休憩
11:50~12:30 AI Agent 時代のソフトウェア開発の型 ~ Everything as Code で叡智を伝える
12:50~13:30 オンラインゲーム開発におけるプラットフォームエンジニアリングと Amazon EKS による実装例
13:30~14:00 Amazon Bedrockで実現する新たな学習体験:2か月で実装した教育スタートアップの挑戦
14:20~14:50 GenU × Amazon Bedrock による実装への挑戦 - オイシックス・ラ・大地の333時間削減の技術解説
14:50~15:50 企業ブースを回る
15:50~16:30 コスト40%減の秘密を公開!Amazon Nova開発で実証済みの大規模モデル学習ベストプラクティス

この中で一番印象的だったAI Agent 時代のソフトウェア開発の型 ~ Everything as Code で叡智を伝えるについて記載します!

セッション内容

セッションで話された内容を、自分なりに整理したうえでお伝えします。

背景

最近、コード補完や生成系AIを使うことが当たり前になってきましたが、このセッションではその先のAIが自律的に開発していく未来AI駆動開発について語られていました。

AIで開発する際の悩みと課題

現在はAIを中心に考えるという変化が起きています。

例えば

  • どうすればAIが自律的にコーディングできるのか
  • どうすればプロジェクト固有の課題を解決できるのか

実際にAIで開発を行うにあたり、下記のような悩みや課題を持たれる方が多いのが現状です。

【悩み】

  • AIが意図通りに動かない
  • 指示が曖昧だと、AIの出力は予測できない
  • 完璧なソフトウェアは初めから作れない
  • 修正と改善の積み重ねが必要
  • 同一の事象に対して人によって異なるアプローチをとる

【課題】

①どうすればAIにエンジニアの意図を伝えられるのか
②どうすれば組織としてAI駆動開発の能力を身に着けられるのか

※本ブログでは①に関して掘り下げて記載を行います

解決策

①人とAIのコンテキストの差をコードで埋めることが必要

そこで、このようなギャップを埋めるEverything as Codeという手法の説明がされました。 この手法は、あらゆるものをコード(※)で管理することにより変更を追跡可能なもとのとして再現性と移管性を目的とします。
そうすることで、プレーンテキストで書かれたコードは人間にもAIにも理解しやすくなり人間しか知らないことをなくすことが可能です。
要するにGit リポジトリを見ればすべてわかる状態することを目指します。
※ここでいうコードはGitで管理できるプレーンテキストのドキュメントも含む

補足

■AI駆動開発とは?
AI駆動開発とは、AIによる問題解決やタスク処理をソフトウェア開発のプロセスに組み込んだ開発手法です。

■ Everything as Codeとは?
バージョン管理、テスト、デプロイという同じ原則を適用して、ネットワーク、構成、ドキュメントなど開発ライフサイクルのあらゆる側面の保守性とスケーラビリティを高めることを目的としたソフトウェアの開発手法です。

感想

自分もAIを用いた開発を行ったことがあるため、悩み関してはすべて共感しまくりでした。
今回のEverything as Codeという概念は初めて聞いたので、これからは自身の業務をドキュメントに起こすということを重要視し、言語化能力を鍛えてどんどんAIを使いこなしていきたいと思えるセッションでした!

まとめ

ブログには記載できませんでしたがAI Agentのハッカソンなどとても興味深いコンテンツが開催されていました! 来年のAWS Summitも楽しみにしています!

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小泉 和貴

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